魅力的でエレガントなフルボディの赤ワイン。熟したブラックベリーとガリグのハーブの香りに程良いタンニンが感じられる。際立った価値を有するワイン。
生産国 | フランス |
地方 | ラングドック |
アペラシオン | コート デュ ラングドック |
ワイナリー | シャトー ペシゥ ルドン |
ヴィンテージ | 2013 |
色 | 赤 |
ぶどうの品種 | 60% シラー, 40% グルナッシュ |
栓 | ナチュラルコルク |
容量 | 750ml |
商品コード | 13R1262 |
MLF | yes |
その他 | オーガニック |
在庫 | 在庫あり (138) |
フレッシュでありながら程良く熟したカシスなどのフルーツが十分に感じられる一方レザーや低木地の香りを含んだ味わいも。 タンニンは引き締まっている。
狩猟肉、鴨のコンフィ、フランクステーキのグリル、ローズマリーを効かせたラムグリル。
粘土質石灰岩、石が多い
オーガニック農法、手摘み
除梗。 コンクリートタンクで4週間伝統的なマセラシオンを行う。澱と共に18ヶ月熟成、グルナッシュにはコンクリートタンク、シラーには大きな木樽を用いる。
20000
“私は自分自身がラ クラプによって作られたと感じることが好きです。テロワールの力が私に謙虚でいることを教えてくれました。テロワールが全てを決め、その特徴を表現します。ワインメーカーは自然が与えてくれるものを一所懸命磨き上げようと努力する一人の職人に過ぎません。年が経つにつれ静謐さを身につけ、次第に、自分を取り巻く自然を尊重しなければならないと思うようになりました。そうして分かったことが、<自然を大切にしないということは、自分自身をも大切にしていない>ということです。そこで化学物質の使用をやめオーガニック農法へと切り替えたのです。今では自然公園に指定されている地域の真ん中にあるワイナリーにとっては当然の帰結でした。オーガニック農法の実践により土壌はよみがえり、ワインにバランスと力強さが加わりました。そして私を迎え入れてくれたこの地と調和を保ちながら暮らせるようになったのです。
大昔、ラ クラプは島だったことを面白く感じます。おそらくは列島だったのでしょう。 ローマ人は湖の島と呼んでいました。小さな峡谷の間の池だったところが今ではぶどう畑(ペシュ ルドンも含む)になっています。さらに時代を遡ると単なる幾つかの白い崖が存在していたに過ぎず、それらの痕跡がまだここの景色に特徴を与え続けています。それ故に標高150メートルに位置しながら海の生物の化石が見つかるのです。ラ クラプは手付かずの自然の山塊であり、地中海を望むことのできる素晴らしい地なのです。
クリストフ ブスケ