ブルイイのワイナリー
ブルイイはボジョレのCruとしては、一番南で、面積も広い。Odenas、Saint -Lagerなど6カ村を含む地区で、どこもボジョレ・ヴィラージュを造っているが、片岩と花樹岩が混じった土壌の畑だけからブルイイを造れる。生産者も多く、素直なワインで、むずかしいことを言わないで飲める良いワインのひとつである。この広いブルイイ地区の中心に、すり鉢をふせたような小高い丘がある。頂上にノートルダム・デュレザンという(Mont Brouilly標高500 m!ちっぽけな礼拝堂がある)。その山裾をとりまく斜面がコート・ド・ブルイイである。
このコートがつくワインは、単なるブルイイより一格上がる存在。アルコール度も高く、リッチで果実味があふれるワイン。もっとも同じコートでも、丘をぐるりと取り巻く全斜面がコートと名乗れるのだから、南側と北側生まれでは優劣がはっきりわかれるのは仕方がない。
ドメーヌ・アレクサンドル・ビュルゴー
数世代にわたり開発してきたぶどう畑を買い戻し、2013年にドメーヌを設立しました。現在はランティニエの花崗岩の土壌に12ヘクタールを所有。樹齢40年のぶどうから100年以上のぶどうの区画があります。 <私の仕事は土地と祖先が築いてきた伝統を尊敬することで実現します。醸造は100%伝統的な方法(セミ・カルボニック)を用い、非の打ち所の無い品質とぶどうの特性、そしてミレジムの特徴が反映されます。> ...
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