戻る

認証機関にはどんなものがある?

Wednesday, 2021年7月28日 | 記事

 日本:有機JAS規格 

日本には農林水産省が認める有機JAS規格というものがあります。
この機関の認証を得ると「オーガニック」、「有機」と名乗れるようになります。

 EU:Euro Leaf(ユーロ・リーフ)

EUでも有機食品を認定する基準があり、それを満たしたものにはユーロ・リーフのロゴを貼ることが許されます。なお、2012年から有機ロゴの表示が義務となっています。ただし、非包装の食品や輸入品の場合はロゴの使用は任意です。

セパージュが取り扱うワイナリーでこの認証を取得しているのは:Domaine de Cébène, Domaine Deneufbourg, Domaine le Roc des Anges, Domaine le Conte des Floris

 フランス:ECOCERT(エコサート)

1991年に設立されたECOCERTは、フランス経済省と農務省が認めた国際有機認証機関です。現在では、フランスのトゥールーズを本部として世界各地に23の支社を置き、80を超える国で有機認証をしています。日本にも支社が置かれています。

 フランス:AB認証 

1981年にフランス政府や有機栽培などに関する指針を制定し、1985年以降基準を満たす有機食品にビオ認定、オーガニック認定のマークとしてABマークが使われています。ただし、このABマークを貼れるのはEU国内で加工された製品であって、先ほどご紹介したECOCERTの厳格な審査をクリアしたものに限ります。

セパージュが取り扱うワイナリーでこの認証を取得しているのは:Domaine Combel La Serre, Domaine Alain Chabanon, Domaine Berthollier, La Nouvelle Donne, Domaine des Soulanes, Domaine les Ondines, Domaine Saint Damien

ドイツ:Demeter(デメター)

ドイツで一番古い民間認証団体のdemeter。その基準は極めて厳しく、ビオディナミ農法と呼ばれる方法で造られた有機食品のみがdemeterの認証を受けられます。これに認められたワインのラベルには、demeterの認証マークをつけることが可能です。

<オーガニックワインに使うブドウの栽培方法>
オーガニックワインに使うブドウを栽培するには以下3つの方法があります。それぞれ説明していきますが、まず知ってほしいのはリュット・レゾネよりもビオロジック、ビオロジックよりもビオディナミのほうが厳格な決まりがあるということです。どれも使用する化学物質を少なく、自然に近い状態で栽培する農法ですが、決まりには差があります。

①    リュット・レゾネ農法:減農薬農法とも言われるリュット・レゾネ農法は、完全に化学肥料などを使わないわけではありません。基本的には化学肥料や農薬などを使わずに栽培しますが、必要に迫られた場合には極少量なら農薬の使用が認められています。リュット・レゾネ農法には明確な定義もなく認証団体もないため、使う農薬の量に関しては、農家の良心を信じるしかないというのが現状です。オーガニックにしたくても、シャンパーニュやシャブリ地方などの厳しい環境では年によって農薬を使わなくてはならなくなることもあります。そういった地域ではリュット・レゾネ農法を使ってブドウが造られています。

②    ビオロジック農法:有機農法とも呼ばれるビオロジック農法。リュット・レゾネ農法とは違い、化学肥料や除草剤、農薬などは使用できませんので、動物のフンなどを肥料として使ってブドウを育てています。ただし、ボルドー液という病気予防のための伝統的な農薬だけは例外として使って良いとされています。収穫は機械を使わず、手摘みで行われます。

③    ビオディナミ農法:ビオディナミ農法は、基本的にはビオロジック農法と同様です。異なる点としては、ルドルフ・シュタイナーというオーストラリアの哲学者が提唱した理論に基づき、栽培するうえで天体や宇宙の力も活用するという農法です。具体的には、月や星座の動きによって肥料を散布したりブドウを収穫したりする日取りを決めるというものです。かの有名なロマネコンティに使うブドウを造る際には、このビオディナミ農法が使われます。

セパージュが取り扱うワイナリーでこの認証を取得しているのは:Domaines Goisot, Domaine Olivier Pithon, Mas d'Espanet, Domaine de l'Oustal Blanc, Domaine Danjou Banessy, Domaine le Soula, Domaine Tribouley, Château Couronneau

 HVE(環境価値重視認証)とは?

HVE認証(「高い環境価値」意味)はブドウの栽培からボトル詰めまで、適切なアプローチを採用することを選択した農業従事者/ブドウ栽培者に与えられます。環境認証は、生物多様性の保全、植物防疫戦略、施肥管理、水資源対策の4つの分野について規定を順守した農業従事者に与えられるもので、3段階のレベルがあります。環境認証は、「生物多様性の保全」、「植物防疫戦略」、「施肥管理」、「水資源対策」の4つの分野について規定を順守した農業従事者に、与えられるもので、3段階のレベルがあります。中でも、HVE 「=Haute Valeur Environnementale(環境価値重視認証)」は農業事業者を対象とした環境認証では最高レベルの認証です。

レベル1_現状の把握 –ブドウ栽培者が「持続可能な」栽培に関する基本的な知識を持つことを意味します。

レベル2_定められた項目を遵守 – 4分野16の基準を遵守している。

レベル3_定められた指標を達成 – 生物多様性の尊重、害虫対策、肥料および灌漑の騒音管理といった指標を基にしています。

※レベル2とレベル3は農業省が認証した認証機関によって認証されます。4分野について、設定された細かい指標をクリアしており、HVEのロゴを貼付することができる。HVE(環境価値重視認証)はすべての農業分野に関した認証であり、現状では約80%がぶどう栽培に適用されています。2020年7月現在、登録件数8,218軒のうちボルドーのあるジロンド県が、1,610軒とトップを走ります。

セパージュが取り扱うワイナリーでこの認証を取得しているのは:Château de la Font du Loup, Château de Plaisance, Domaine Schoenheitz

このブログで紹介されたワインやワイナリー

表示形式