ピノノワール

1日
11月
2019年
Friday
詳細

“noble grape” あるいは “red burgundy”と称されるピノ・ノワールは、青みがかったぶどう品種です。人気の高い赤ワインを造り出す、この扱いにくいぶどうの起源はフランスのブルゴーニュ地方です。
ブルゴーニュでは世界で最も素晴らしい数種のピノ・ノワールワインが生み出され続けていますが、今日では他の冷涼な地域、例えばニュージーランドといった土地でも高品質なピノ・ノワールが栽培されています。

ピノ・ノワールのバックグラウンド

ピノ・ノワールが育つには通気性があり水はけの良い土が必要です。密度の高い砂利・石灰岩・粘土といった土壌に根をはります。温暖な(しかし暑くはない)気候、日中は日当たりが良く、夜は涼しく、収穫前には安定した天候が続くことが理想的です。
ぶどうの皮が薄いので(タンニンが少ない)病気に弱く、腐敗しやすくなります。これらのことから造り手はぶどうの樹を注意深く観察しなければなりません。最も経験豊かな造り手でさえ、栽培の過程でトラブルに見舞われることも珍しくありません。とはいえ、栽培に向く土壌とそうでない土壌があるのは事実です。

ピノ・ノワールワインはいつから造られているのでしょうか?

1世紀ごろにはピノ・ノワールワインが飲まれていたとする形跡をたどることができます。ゴール地方の大部分(現在はフランス)を征服した少し後で古代ローマ人が飲んでいたという記録が見られます。
具体的にいつ最初の醸造が行われたのかという決定的な資料は残されていませんが、ピノ・ノワールが昔から存在していたということは言うまでもありません。

イベントの日程・開催時間
  • 2019年11月1日

その他のニュース

すべてのニュースを見る