シャトー・クロノー

シャトーはジロンドとドルドーニュの県境に位置し、4つの塔(攻撃用の武器を使用する目的の穴が開けられています)と広い溝に囲まれており、威圧的な外観です。1620年以降、ワインの醸造と熟成の為の施設がシャトーの中に造られました。この素晴らしい建造物を取り囲む80ヘクタールに及ぶひと続きの土地の約35ヘクタールに相当する粘土質石灰岩土壌にぶどうを栽培しています。
l'Entre Deux Mersの北東のぶどう畑はLigueux村にあり、現在の所有者であるChristophe Piatと Bénédicte Piatにより数年に及ぶ改修工事が行われてきました。その後彼らは90年代の終わりにオーガニック農業に身を投じ、シャトー・クロノーを<オーガニック>認証の重要実験地と位置付けてきました。
カナダを発見した高名な冒険家の子孫にあたるカルティエ家は、3世紀もの間クロノーで生活し、ここに埋葬されました。
Pierre de Cartierはその名を冠したメゾンの造る高級なキュヴェで、5ヘクタールの石灰岩質土壌の内、3区画の良質なメルローのみを使用しています。

住所 | 4 Couronneau 33220 Ligueux |
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生産国 | フランス |
地方 | ボルドー&南西 |
アペラシオン | ボルドースぺリウール |
商品一覧
熟していながらフレッシュな味わいに柑橘類とミネラリティのニュアンスが感じられます。フレッシュな一面と軽く酸味のある長い余韻のバランスが特徴のワインです。
大地とフルーツを感じさせるアロマですが最後にココアパウダーの香りが漂います。口に含むとフルーツとチョコレートの味わいが広がり、ブラックペッパーのニュアンスとタンニンがふくよかな味わいを形成します。生産者曰く‘ボルドーというよりナパを感じさせる’とのことです。
カベルネ・フランの長所が引き立つ赤ワイン。アンフォラで熟成させたまろやかな味わいと引き締まったタンニンにブラックフルーツの香り、甘草、スパイスのアロマが広がります。